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歯を残す精密根管治療endo

歯を残す精密根管治療

従来は虫歯が悪化すると、基本的にはその歯を抜くしかありませんでした。しかし近年では、歯の根っこの中にある根管から細菌を取り除く「根管治療」をすることで、重度の虫歯も残せるようになりました。しかし根管治療は大変難しく、内部に細菌が残って虫歯が再発してしまうケースも少なくありません。そこで求められるのが、精密根管治療です。

歯を残す精密根管治療

さいたま市「デンタルオフィス武蔵浦和」では、最大24倍まで拡大できるマイクロスコープ(手術用顕微鏡)を用いて、精密根管治療を行っています。根管の内部まできちんと目で見ながら施術することで、細菌をきちんと除去し、再発を予防して歯を残せるようにします。

ほかの歯科医院で「抜歯するしかない」と言われてしまったケースでも、当院で精密根管治療によって歯を残せた実績が数多くあります。精密根管治療は、どうぞ当院にお任せください。

~精密根管治療を特にお勧めしたい方~

  • 「歯を抜くしかない」と言われたが、どうしても残したい方
  • 同じ歯で、虫歯治療を繰り返している方
  • 痛みや腫れが出ていても、かかりつけ歯科医師に「様子を見ましょう」と言われてしまう方
  • 歯の根っこの治療を繰り返し、いつも再発してしまう方
  • 以前治療を終えたはずの歯が再び痛み出した方

根管治療は高度な技術が必要です

根管治療は高度な技術が必要です

根管治療は、歯の中を通る根管という細い管の中から、虫歯菌に冒されて死んでしまった神経や血管、感染物質を取り除き、薬剤を充填する治療です。

根管は歯1本の中に1~4本あり、それぞれ1mm以下と大変細いのが特徴です。さらに根の先はわずか0.1~0.3mm程度で、根管は形状も複雑なため、治療にはどうしてもある程度の期間が必要になります。このように、完全に感染物質を取り除くのはとても困難なことなのです。

アメリカや欧米では、根管治療専門の歯科医師(歯内療法専門医)がいるほどです。日本はこの点において遅れているのが実状ですが、近年では根管治療専門の歯科医院も増えてきています。

当院の根管治療に対する考え

当院の根管治療に対する考え

「歯を抜く前に、諦める前に、一度相談していただきたい」これが、当院の根管治療に対する考えです。インプラントにするべきかということは、抜くしか方法がない時に考えればいいのです。治せる可能性があるならば、治しましょう。

当院ではまず現在の状態や根管治療の内容、メリット・デメリットまでを患者様に丁寧にご説明し、最終的にどうするのかはご本人に決めていただきます。患者様が「どうしても残したい」と思われるなら、残せるよう努めます。

ただし、すでに歯周組織まで破壊されていて施しようがない場合は歯を残すことができません。また、神経を抜いた歯は弱くなっているため、噛む力で割れてしまうこともありますが、それは歯の寿命です。

しかし、他院で「抜歯してインプラント治療を」と言われたとしても、しっかり診断することで歯を残せる方法が見つかる可能性は大いにあります。諦めず、まずはお早めにご相談ください。

根管治療を成功させる当院の取り組み

取り組み01 マイクロスコープを使用した拡大視野での精密治療

取り組み01 マイクロスコープを使用した拡大視野での精密治療 取り組み01 マイクロスコープを使用した拡大視野での精密治療

これまで歯科医師の経験や勘に頼られてきた根管治療では、細菌や感染物質の完全な除去は大変難しいものでした。そこで当院では肉眼の24倍まで拡大して確認できるマイクロスコープを使用し、精密根管治療を実現して、成功率を高めています。

アメリカの根管治療を行う医院では、98%がマイクロスコープを導入している中、日本の歯科医院ではまだわずか4%程度。近年では脳外科や眼科、耳鼻科などでも使われるようになり、それぞれの場所で高い治療成果を生み出しています。

取り組み02 ラバーダム防湿による再発リスクの軽減

取り組み02 ラバーダム防湿による再発リスクの軽減

根管治療では、根管の中に細菌を残さないことが重要です。そこで治療の際には、「ラバーダム防湿」と呼ばれるゴムのシートで対象の歯の周りを覆い、歯の内部に細菌が再び入り込むのを防いでいます。

ラバーダム防湿を用いることで、薬液や器具などを誤って飲み込んでしまうことも防げます。これも、日本ではまだまだ普及していないものです。

取り組み03 ニッケルチタンファイルを使用

取り組み03 ニッケルチタンファイルを使用

歯の根っこの内部から汚染物質などを削り出す器具のことを「ファイル」と言います。当院ではこのファイルに、ニッケルチタン製のものを使用。

従来の保険診療で用いられてきたステンレス製のファイルと違ってしなやかさを持つため、複雑に入り組み湾曲した根管にフィットして、汚れをきれいに除去できます。

取り組み04 垂直加圧充填法の実施

取り組み04 垂直加圧充填法の実施

根管の内部がきれいになったら、隙間ができないように薬剤を充填します。その際には、「垂直加圧充填法」という方法を用います。

これは、装置を使って圧力をかけながら垂直に薬剤を押し込んでいくやり方です。これにより薬剤は軟化した状態で、圧力により隙間なく充填されます。

取り組み05 MTAセメントの活用

取り組み05 MTAセメントの活用

歯に充填するセメントには、MTAセメントを使用します。これはアメリカで開発された水硬性の歯科用セメントであり、強アルカリによる殺菌作用を持つ点が特徴です。

日本でも2007年に薬事認可が下り、これまで抜歯するしかなかった歯も高い確率で残せるようになりました。

「歯を抜いてインプラントに」と言われた方へ

「歯を抜いてインプラントに」と言われた方へ

虫歯が悪化して歯の根っこにまで及ぶと、「この歯はもう残せず、このままでは周りの歯までダメにしてしまうため、抜歯をしてインプラント治療を」と提案されることがあります。確かにもう対処できない歯もありますが、ほかの歯科医院で「抜歯を」と言われた歯でも、当院では70%の割合で残せたという実績があります。

それは、マイクロスコープを用いた精密根管治療にあります。当院では根管治療に関する高い技術と先端設備を元に、患者様の歯を可能な限り残せるよう努めています。セカンドオピニオンにも対応いたしますので、まずは一度ご相談ください。

「神経を抜く」と言われた方へ

「歯の神経を抜く」という治療は、比較的よく耳にするものかもしれません。しかし神経を失った歯はもろくなり、歯の寿命は短くなってしまいます。そこで当院では、以下の精密治療によって神経を保存。歯の寿命を延ばせるよう努めています。

暫間的間接覆髄法(ざんかんてきかんせつふくずいほう)

暫間的間接覆髄法(ざんかんてきかんせつふくずいほう)

暫間的間接覆髄法とは、歯の奥の虫歯に対する治療に適用される方法です。別名、「IPC法」「歯髄温存療法」とも呼ばれます。

段階的に虫歯菌を除去することで神経が表に出てしまうことを避けられる点が特徴であり、痛みが出にくい点もメリットです。あえて虫歯を残し、水酸化カルシウム製剤などの月間履髄材を詰め、ある程度の期間経過観察をします。

暫間的間接覆髄法(ざんかんてきかんせつふくずいほう)暫間的間接覆髄法(ざんかんてきかんせつふくずいほう)

一定期間経過観察を行った後に再度開き、虫歯を除去。こうすることで神経を傷めず、さらに抜歯をせずに、痛みを抑えて虫歯治療ができるようになります。肉眼では見えない部分を扱うため、当院ではマイクロスコープを使用して治療の成功率を高めています。

直接覆髄法(ちょくせつふくずいほう)

直接覆髄法(ちょくせつりずいほう)

虫歯を除去した際に神経が出ていても、その部分が小さく細菌感染が少ない場合に用いる手法です。

症例紹介

精密根管治療

精密根管治療精密根管治療

精密根管治療精密根管治療

破折したファイルの除去

破折したファイルの除去破折したファイルの除去破折したファイルの除去

料金表

再根管治療(感染根管処置) 単根管  88,000円
2根管 110,000円
3根管以上 143,000円
抜髄処置 単根管  66,000円
2根管 88,000円
3根管以上 110,000円
根管内異物除去 単純 33,000円
困難 55,000円
覆髄覆罩処置(MTA.HYセメント) 直接覆髄断髄法 33,000円
断髄法 55,000円
暫間的関節覆髄法 55,000円

※料金はすべて税込